ANBASの技術 : ANBAS

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Bright Ideas, Only One Company Determining Autonomic Nerve Activity

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ANBASの技術

 規則正しい生活をしないと、体内時計が乱れ血糖、血圧、体温、エネルギー代謝などの調節ができなくなり、肥満、糖尿病、高血圧、動脈硬化、うつ状態などの症状が出ることを明らかにしてきました。
 このような生理機能変化(血糖、血圧、体温、エネルギー代謝など)は自律神経活動の変化と深い関係があることを見出しています。そのために自律神経系の電気活動を直接測定するという方法を開発しました。
 今まで体内に現れた現象をみて判断していたものが、現象発現の要因を直接測定することができ、要因探求が短時間にしかも確実に実現できるようになりました。

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(1)短時間での機能評価ができます。

 これまで薬、食品、アロマ製品などの機能評価については長期のヒトおよび動物を使った個体レベルでの生理機能(例えば血圧、体温、血糖値など)を直接評価するものが主流でした。そのほかには酵素活性、遺伝子解析やプロテオーム解析など細胞レベルの評価をもとに個体レベルに外挿して評価を行うのが通常でした。このため多くの時間と労力とコストが必要でした。 しかしながらANBASの技術は動物を使いますが、その神経活動を測定するため短時間に機能評価ができるという特徴があります。

(2)スクリーニングが簡単にできます。

 食べ物、匂いなどは色々な成分からできています。その中でどの成分が有効か知る必要が出てきます。その場合うまく分画(試料などを分離する作業や動作のこと)し、1)項で述べたように生理機能を評価の対象として一つ一つ調べていました。これでは有効成分物質を探し当てるまで、さらに多くの時間と労力とコストがかかってしまいます。
 ANBASの技術は、自律神経の測定を行うため、分画したそれぞれの成分を短時間に機能評価ができるためスクリーニングが簡単にできるという大きな特徴があります。⇒

(3)自律神経を評価指標にした匂いと音楽の効果の実例

(A) グレープフルーツの匂い刺激とラベンダーの匂い刺激がどのような効果を持つのか、以下のような方法で効果を確認しています。 測定方法は、グレープフルーツ精油およびラベンダー精油を水で希釈懸濁し、その液に浸したろ紙またはガーゼをウレタン麻酔ラットの鼻孔に近づけて10分間刺激をし、その後各臓器・組織を支配する自律神経の電気信号を取り出して神経活動を測定しております。その結果、次のような活動変化が認められました。

       グレープフルーツ               ラベンダー
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グレープフルーツの匂い刺激は交感神経興奮を、ラベンダーの匂い刺激は副交感神経の興奮を引き起こす。


<体重や食欲への効果は?>

上に示す結果はグレープフルーツ精油とラベンダー精油による匂い刺激は胃の副交感(迷走)神経活動に影響を与えます。胃や腸を支配する副交感神経は消化管での消化・吸収に影響を与えるので、二次的に食慾を変化させて体重に影響を与えます。そこで、これら精油の匂い刺激の摂食量と体重に与える影響について検討しました。
毎日7時から19時まで点灯する動物室で飼育するラットに週3回(月曜、水曜と金曜)13時から15分間ずつ匂い刺激を与えグレープフルーツ精油とラベンダー精油の食餌摂取量と体重の変化に与える影響について測定しました。対照実験として水でも同様の測定をしました。次のような結果が出ました。

(摂食量に対する匂い刺激効果)
グレープフルーツ精油                  ラベンダー精油

GF LV 摂食.jpg画像クリックすると拡大表示されます

(体重に対する匂い刺激効果)
グレープフルーツ精油                  ラベンダー精油
GF LV 体重.jpg

食物摂取量は対照の水刺激群と比較して、グレープフルーツ精油の匂い刺激群では刺激開始3週目から有意に減少し、ラベンダー精油の匂い刺激群では刺激開始直後から有意に増加しました。この結果を反映して体重は対照の水刺激群と比較してグレープフルーツ精油の匂い刺激群では刺激開始3週目以降低下し、ラベンダー精油の匂い刺激群では刺激開始直後から有意に増加しました。
これらの事実は上記の胃や腸を支配する副交感神経活動の変化から予想された通りの結果が得られました。即ち、胃や腸を支配する副交感神経の活動を低下させるグレープフルーツ精油の匂い刺激は消化管での蠕動(ぜんどう)・消化・吸収の機能を低下させ、二次的に食欲を低下させると考えられます。

(B)音楽刺激がどのような効果を持つのか、以下のような方法で効果を確認しています。 測定方法は、ウレタン麻酔ラットの耳にイヤホンマイクを装着させて、ホワイトノイズ(50デシベル)またはトロイメライ(50デシベル)を60分間流した。その後腎臓を支配する自律神経の電気信号を測定しております。その結果、次のような活動変化が認められました。

腎臓枝(交感神経)               血圧
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トロイメライによる音楽刺激は、交感神経活動の抑制と血圧低下を引き起こす。 高血圧への抑制効果のみならず、胃や腸を支配する副交感神経活動への効果も期待され、摂食・体重を変化させる可能性が考えられる。


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